9月に空手を始めた息子の初試合がありました。
結果は負けた。

試合会場に行くまでに息子はおなかが痛いとか
精神的にも緊張するんだなと、普段の緊張感のない練習の雰囲気からは想像できないようなところがありました。
息子は体が柔かく足が上がったり、蹴りの力も強いことから、蹴りを出せたら絶対勝てるなんて話もチラホラと耳に入り、
僕的にはもしかして、なんて期待をこっそりと抱いておりました。
(;^ω^A
試合が終わり、いつもどおりの息子
あえて試合の感想を僕から聞くと、聞かれたから答える用の感想になるかと思い
息子が自分で言い出すまで僕は黙ってた。

すると、夜、ちょうど二人っきりになったときに、息子がポツリと語りかけてきた。
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息子『どうして、勝てなかったんだろう?』
キタァァァァァ(`∀´)
息子の本当の気持ちが出てきたなと嬉しく思い
僕は浮き足立ってこう言った。
『足が出てなかったからだよ、足が出てたら絶対勝てたってみんな言ってるよ』
( ̄ヘ ̄)ドヤ顔
すると息子は『・・・・・( ̄_ ̄ )』
あれれれれ????
これから父と子の熱い語りになると思っていたのですが
意外にも会話が続かず、その日は終了
これが僕の失敗であり、そこから改めて考えるようになりました。
なぜ!?会話が盛り上がらなかったのかな!?
息子からの気持ちを折角聞けたのに・・・・
僕は大失敗をしてしまったのです。

息子はアドバイスを求めていたのではなく、
気持ちの沈みを共感して欲しかったのだと
僕は勝手にアドバイスが欲しいと思っていると勘違いをし、さも立派な父親な態度だろうみたいなドヤ顔をしていたのだと思います。
負けて落ち込んだ息子に対して、
負けた理由を指摘する。
ただのダメ出しをしていただけだったんです。
そんな指摘ではなく、気持ちを感じ取って、
悔しかったのかい?とか
がんばってたね!とか
そういった言葉を何で出せなかったんだと後々とても後悔しました。
その試合の後、息子の練習はいつもと変わりなく、むしろどっちかというと、道場では練習に身が入ってない様子。

子供だから損なもんだとは思うのですが、空手を始めた当初の意欲的な行動からドンドン遠くなってくるのは何でだろうと思ってました。
考えてみれば、僕の話は常にダメな点の指摘ばかり、突きをすれば、ここを○○しないといけないとか、ここは○○じゃないとうまくいかない、とかそんなんばっかり
叱ってるわけではないけど、話す言葉は指摘ばかり、そんなんばっかりだったら、イヤになりますよね。話せば何をやってもダメだし、もう気持ちもゲンナリですよ。
そこで、あらためて子供達に接する態度を初心に帰ることにしました。
そして重点だけを絞ってしばらく接することにしました。
それは褒めることと感謝すること
しばらくの間、これだけを重点においていこうと思います。
父の長々とした反省でした。
半年続けた結果がこちらです