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2018年10月22日月曜日

個人心理学講義 アドラー


犯罪を防ぐのは、犯罪は臆病からの行動と認識させる

共同体感覚が弱いと友人を作らなかったりする、
それゆえ問題行動が目立つ
学校へいく為の準備(共同体感覚)を怠った結果

罰や説教で変えることはできない

吃音の傾向→人と交わりたい。人と交わりたくない
聴衆の前での緊張、劣等感から。
聴衆と自分を信頼できると問題ない。


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劣等感の強い子は自分より強い子を排除し弱い子と遊ぼうとする。

優越感から盗みを始める子もいる、欺いていると思い自分が優れていると思う


共同体感覚があってこその優越性の追求

成功しようという野心を持っているという意味で優越性を追求する

劣等コンプレックス→自分より可愛いがられる姉がいた、何らかの方法で成功したい

優越性コンプレックス→私だけ優れていれば良い



劣等コンプレックスの補償として優越性コンプレックスが存在する。
ダメな自分を開き直るような感じです。私だけが持っているダメなところ、他の人にはないダメなところみたいな。

あえて結婚できない人を選ぶのは劣等コンプレックスを感じさせる。
優越性コンプレックスは結婚で得られないと別の方法を探す。
それが潔癖など。
(一番大事なのは清潔だ)→世界でただ一人清潔なのは自分だ。
自分だけが清潔と信じており他の人を非難する。(健康な食事もそうなのか)


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常に緊張感を感じてる、劣等感などから他の人が自分より人気あるとか何かを成し遂げようとしてることに困難を感じ、それを避けるために孤独を選ぶ。

ライフスタイルの矯正は助言などによるが、助言は利害関係のない人からの方が良い

 劣等感は取り除けない、
取り除く必要はない↓
目標を変えること
自分を過小評価することで劣等感を減らそうとする、過度の緊張感を持っている。


他人に関心を持てないので「くだらない連中だな、楽しませてくれないな、興味わかないな」的な考えになる
弱さを強調して相手を支配する、不平や苦しみを言って相手を支配→甘やかされ
(一つの行動だけで判断できない、寄りかかるなどは支えられたいのか)

母親と結びつきたい→オネショ、夜泣き
断念したがる子供→家族の中心になっている子が多い、皆が世話をし励ます。
支えられ続けることがこの子の優越性の目標。他人を支配したい欲求
劣等コンプレックスの結果(自分自身の力を疑っている)





羨望は良いが嫉妬は危険
子どものライフスタイルの形成は就学前
問題行動のある子、人生の問題に対して準備できず野心的で支配者になりたがっているが社会のために力を持ちたいと思わない
→人生の問題に関心を持たない
→臆病、甘やかされて育つ


問題行動の子どもの特徴、注意深くためらう事が多い。人生の課題の前に挑むこともせず、立ち止まり、延期する、気晴らしばかりする。

困難をコントロールできるようにする事が大切

甘やかされた子供は学校生活などで劣等コンプレックスを感じ親に自分を欺かれたと思う。(本当の能力を教えてもらえなかったから、こんなに出来ないとは知らなかった)

劣等感が大きすぎなければ、
目的を達成する為に他人に関心を持つ



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共同体感覚と社会適応は劣等感の正しく正常な補償

劣等コンプレックス→もしも〇〇なら、出来るのに!、ずるさ、用心深い、知ったかぶり、大きな課題に背を向ける、多くの原則と規則によって行動を狭い範囲に限る。また奇妙な関心を発達させたりする。

怠惰は劣等コンプレックスの表れ
→盗む、無防備や不在に漬け込む、嘘をつく、真実を言う勇気がない。
劣等コンプレックスから優越コンプレックスへの移行、他人の人が自分にかかりっきりになる事で(奉仕される)優越した者になることができる。
劣等コンプレックスは他人を排除しようとする



性格が遺伝し成功が生まれつきの能力ならカウンセラーは必要なくなる

盗みは自分を豊かにするための行動、自分の権利を奪われていると思わなければ、自分自身を豊かにしようとは思わない
(愛情不足を感じる、希望がないと感じる)
(愛される権利、希望がある感じれる権利)
盗みを見つからないようにするのは、盗みを成功させたいから、自分を豊かにしたいから。盗みを見つかるようにするのは、盗みの罰にる勇気を表したいのか。


恋愛と結婚

性の本能についての訓練が必要
他人に関心を持ち、他人の目線になって考えたり感じることが必要。
共同体感覚が重要
甘やかされた子供は性的に発達しない
性生活を社会的に有用な目標に結びつけることが大事


劣等感は努力と成功の基礎

適切な優越性の目標を見出せない時に劣等コンプレックスが起こる
劣等コンプレックスは逃避を引き起こし、逃避の欲求は優劣コンプレックスの中に表現される。優劣コンプレックスは偽りの成功による満足をもたらす


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2018年5月8日火曜日

少しでも自分を知るために

自分を見るには自分の目で見るためにどうしても
自分の価値感で判断をしてしまいます。
だから自分で自分を知るというにはとても難しんだろうなと感じところです

それでも大人も子供も少しでも自分を知る方法として色々なやり方がありますが、
自分を知る一つの方法として『体験』があるようです。




色々な体験を通して自分を知り、他人を知る。
基本的には自分自身を知る事が優先され、自分を知るために体験する。

この逆として、体験を避けるのは自分を知ることを避けるためなのかと考えてしまいますね。
体験をすることで自分の限界を知ってしまう。自分の能力を知ってしまう。
そうすることで自己評価が下がるかもしれないという恐怖などがあるかもしれませんね。
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2017年11月2日木曜日

言っても通じないと感じた時に

子供たちが日々成長し、言葉も増え筋肉も増えてくると様々な親とのやり取りが増えてきます。
その姿を見ると自分が今までのやってきた育児が、結果としてでていることがわかり、

反省ばっかりです。





そんな子供の行動でどうしても、何度伝えても、どんなに叱っても伝わらないことがあります。
理解し行動してくれるところと、理解してるけど行動に移さないところこの違いはなんなんでしょうか。
単にその行動に興味がないからやらない。いえいえ
そんな簡単なことではないんです。

子供の行動の目的にこれらがあります。
簡単にまとめてあるサイトを見つけたので見てもらえたらなと

我が家の場合
宿題をやらない
帰宅ルールを守らない。
こういったことがよくあります。
その中に復讐的な要素も最近感じられるようになってきました。

他の分野で親に伝わらない通じないことを子供ながらに感じ、そのわだかまりによる行動結果として復讐などの行動になったのではないかと感じます。
復讐とだけ見ると禍々しいイメージですが、サイトを見てもらったりするとそういったこととは別の方向とわかると思います。

これから子供たちに対しての僕の反応を変えていこうと思い、その過程の中でどういった行動になるのかとゆっくり見ていきたいと感じるところです。

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2017年7月27日木曜日

個人心理学講義を読んで③劣等コンプレックス2

劣等コンプレックスにより他人を支配したい欲求もある
世話をしてもらい支えられ続けようとする、家族の中心になってる場合が多い。
これは劣等コンプレックスから優劣コンプレックスへの移行であり他人が自分にかかりっきりになる優越感を感じている。優越性の目標が誤ったところにある場合である。

劣等コンプレックスから緊張を感じていることが多く、劣等感を下げようと自分を過小評価する。成し遂げることに困難を感じている。

劣等感を避けるために孤立を選択し他人に関心を持てない


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2017年7月26日水曜日

個人心理学講義を読んで③劣等コンプレックス1

劣等コンプレックス
劣等感を悪い方向に強めてしまった感じ。
・劣等感を補償しようとして優劣コンプレックスが出てくる場合
 ☆劣等感を引き起こす価値観を否定する
 どうせやっても、やったところで○○に決まってる などなど
・空想に逃避、と日の欲求を引き起こし偽りの成功や他人の評価を気にして起こることがある
・隠すために装いをこらす、ひげを生やし男らしさなどを強調しようとしたり、美しい身なりにしたりする
・補償が得られない場合には敢えてできないことを選ぶ(結婚できない相手を選んだり)潔癖になり自分が清潔で他人を批判、健康のことをわかってるのは私だけだなど



2017年7月25日火曜日

個人心理学講義を読んで②ライフスタイル

ライフスタイル

ライフスタイルの形成時期は就学前が大きい
甘やかされて育つと弱さを強調し相手を支配しようとしたり、親のせいにする
親のせいにする・・・学校生活でコンプレックスを感じる。本当の自分の能力を教えてもらえなかった自分が出来ないと知らされなかったなどと感じる。
性の発達が遅かったり臆病になる。





甘やかされていることから自分の身の回りはやってもらえるような感覚となり人生に関心を持てない、課題に取り組む準備ができていないことになる。

ライフスタイルを変えるには・・・
強制することも必要だが、強制は助言する人との関係が大事、利害関係がない人からの助言は有効。



2017年7月24日月曜日

アドラー心理学 個人心理学講義を読んで①劣等感に対しての目標

読書後のまとめです
・劣等感
劣等感は取り除くものではなく成功や努力の基礎になるもの
劣等感を補う意味で補償する行為がある。
ハンディキャップと対照的な価値観を持つ
ハンディキャップの克服
この補償行為は共同体感覚を得る事、社会適応することで補える
劣等感を感じそこから脱したい気持ちが優越性の追求




この気持ちは共同体感覚が非常に重要であり優越性の目標が正しい方向へと向く必要がある。
背が低い→目標を背を高くしようとか、背が低いのをばれないように。
目標を変える→背が低いならそれを使って特技を作るとか、別の部分の長所を伸ばそうなど






2017年4月1日土曜日

自分のポジションが居場所を作る

仲間意識というのが共同体感覚
この共同体感覚を作るうえで必要とされているのが、
相手を信頼することや自分は相手に貢献できるという気持ち

最初に自分は相手に貢献できるというところに注目したい
貢献というとレベルが高く感じてしまうが、要は自分の役割だ
これは年齢によって様々なところがあるが、未就学児として仮定すると
高いところに届く背の高い子
虫の名前を知っている子
虫を捕るのが上手な子
歌が好きな子
リズムが好きな子
いつも笑わせる子
足の速い子
などなどたくさんある。

こういったことが各一人一人に振り分けられると、俺の出番が来た!私の出番だな
ここは僕がやるところだという自分の役割を認識しやすくなるようだ。
この自分の役割、ポジションが自分でも意識してくると自己信頼という自分には能力があるという認識が育つ
そして、自分よりもできる友達に対して、この場面はあの子に!これはこの子だ!という相手を信頼して行動できるようになると他者信頼が育ち、この二つの信頼が所属感という仲間意識を強めるように感じる




2017年3月31日金曜日

この子だけ仲良しという共同体感覚の固執問題

長女は0歳児から一緒のお友達がいる。
とても大好きなM子は、遠いところに引っ越ししてしまった。

小学生になり、遊ぶ友達ができ喜んでもいたがそこからの発展がなかった。
その子と遊ぶ以外は放課後家にいることが多い。
園時代の子と連絡を取ったりすることもだんだんと少なくなり、遊びの回数がぐっと減った。

こちらがさりげなく園時代の子との遊びを促したりもするが、遊びたいのは遠くにいるM子と言って他の子とまではなかなか行かないようだ。

M子に固執している。


親友という概念は悪いことではない、でもそれはもっともっと人生経験を積み重ねて積み重ねた経験をもとに気の合う友達を集団の中で見つけていくような形だといいなと思ったりもする、まだ友達という概念が弱く出会った子はみんな友達だ的な年齢のうちは色々と遊びを通して感じてほしいと思う

特定の子への固執は問題なのか⁉
ダメというといいすぎなところだが、友達は仲間としての認識のところ。
その仲間との係りを通して自分の居場所を認識していくのだから、遊べるのはこの子だけという認識が早い段階で固定されてしまうと自分の居場所という感覚が非常に狭いものになってしまう。
世界は広くこれから様々なことを経験し失敗をたくさんするうえで、自分の居場所を狭い範囲で固定してしまうと居場所を亡くした時に行く場所がない。
それでは意味がない。

親友が一人が悪いわけではない、
仲間意識が狭い範囲というところが問題であり、日常的に保育園や学校でかかわっているのに仲間意識が出ていないところが問題と感じる。
仲間の中に親友がいるのはとても良い。ただ親友という段階を得るにはそれなりの階段を上る必要もあるというのも忘れてはいけないと思う。




この仲間意識を芽生えさせることは、共同体意識というところになり、
集団の中の自分の居場所を感じるということだが、自分の居場所を感じるうえで必要なことは何かが一番重要になる。

これは自分の役割をその集団の中で感じることができることのようだ。
自分のポジション、自分が相手に貢献できると思えることが、自分を蚊帳の外と思わせず仲間意識を芽生えさせるところになるらしい。

2017年3月30日木曜日

怠け、怠惰が隠すもの





電車の中で本を読む習慣がある、
帰宅してから読むと眠くて全く読めないことが多く、昼休みに読むこともないので通勤で本を読めるのはとても自分の中ではメリットが大きい。

最近読んでいるのが子供の教育というこの本

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この中に怠惰の説明の中でとても自分の中ではしっくりと来るところがあった。

怠けは一見やることで達成することができるという認識だが、やらないという裏には実は自信がないという思いが隠れているようだ。
やれなく自信がないところに『本当はやればできるんだからね』などという慰めの言葉を期待していたり取り組んだ時に失敗する恐れを避けるためにやらない、つまり怠けるということで隠す行為になる。

この怠けるという行為自体に子供自身もメリットを感じており、やらないでいることが普通とおもわること、やらないで叱られることで注目を課題からそらすことができるというメリットだ。
叱られることで注目を得る、それにより課題から目をそらすことになる。ちょっと複雑だがこういったことが背景にあるようだ。

怠けに対応しようと叱ったり罰を与えて達成させようとすると、課題に対する注意を子供の能力から逸らすことになり逆効果になる。
子ども自身でも本気出さなかったとか本気出せばという手抜きのセリフは自信のなさの裏付けであり、そこを否定して真っ向から相手するよりも現状の子供の自信のなさを感じ取ってあげることが大事かもしれない。そしてこの自信のなさを隠すことが次から次へと出てくる課題に対しての取り組みを妨げることになり課題への克服が望めなくなる。


課題への取り組みを妨げるものとして、泣くことや興奮することがある。
泣くことは目の前の課題に対しての失敗への恐れを泣くことで許しをもらおうとする手段になっている
興奮も失敗への恐れからの緊張の高まりがあるようだ

長男も自信という部分では、本気出してないからとか怠けという部分が非常にあてはまる。
我が家でもいろいろな対策を考えたりとしていたが、実際に彼の心の中にはこういった叫びが存在していたんだろうなと感じると、もっと早い段階で対応できなかったのだろうかと親としての反省しかでてこない。




2017年2月3日金曜日

再びアドラー心理学をお勉強した

以前ネットで見つけてとても参考になったアドラー心理学のサイトがあります

トップページ | アドラー.comアドラー.com





ここのサイトを久々にのぞいてみるとバージョンアップしていました。
そこで再びサイトを読みながらアドラー心理学を振り返りました。

人々の目標は
自立-社会と調和して暮らす-行動
私には能力がある-人々は仲間-心理
この行動と心理二つの目標があり自立し社会と調和して暮らすことや人々は仲間であり私には貢献することができる能力があるといえるように成長していくことが大事とされているようです。

では、何をどうしたらそうなるの???ってことになりますよね。
日常生活をするにあたり様々なことがりますが、それらを事実認知というところでしっかりと分けることが必要。
この事実ではない認知の部分は捉え方になるので、捉え方は自分で決定した見方になります。つまり事実に対して起きた言動は気持ちはすべて自分で選択して決定したことからの結果ということ
ということは遺伝子や環境というのはあくまでも材料でしかなく、作り手によって如何様なものにでもなるということ。
(ここまでだけでも、けっこう大きな衝撃ですよね)

捉えた事柄に対してそれは誰の課題であるか⁉
ここが非常に重要です。
(根本的なスタートラインと言っても過言ではないと思います)
課題に向き合うにあたり○○しなくてはいけないという決まりは基本的にない。
型にハマる必要はないということ。
でもよく現実では一般的なこととか普通とか常識と言われておりますが、これらはただの多数派の意見でしかない




課題には仕事の課題、交友の課題、愛の課題がありこれらはすべて対人関係からの課題です。ここで重要なのは課題に対して承認欲求から解放される必要があるということ、誰かに許可をもらう必要もなく認められなければいけないということもない。
つまり嫌われるのを恐れてはいけないということだ。

課題に対して行動を起こしますが、人の行動などはすべて目的があってのこと
自分たち手でも意識してないいところに目的がありこの目的は自分で設定し自分で決断して行動を起こしています。
つまり行動には、ほぼ人の意志が介入しているということになる。
では、医師が介入していないのは何か?これは機械的なことになるようです。

言動に意思が関わっているということで、心と体、意識無意識などを色々と考えますが、これらはすべて繋がっているというより、分けて考えるものではなくすべては一つのものと考えます。
一時感情として悲しさ不安くやしさ心配等の後に怒りがありますが、これらの感情は道具として使われているだけであり、目的を達成するための道具になっているということです。
感情をコントロールしようとするわけではなく、感情はライフスタイルからの排出物と捉えておくことで、出てきた感情をコントロールするのではなく、ライフスタイルを変えることで出てくる感情も変わってくるということがよく理解できます




様々な課題に立ち向かったりするためには、それだけのパワーが必要になります。
人生という坂道を上るには馬力がなくてはいけません。その力を勇気と言い、勇気を与えることを勇気づけということでアドラー心理学では表現しているように思えます。

勇気づけ
困難を克服する力を与えることであり、それにより建設的行動をしたり現状を改善していくことができるようになります。
勇気づけするには、自分は一人ではない、自分には能力、魅力がある。他者を勇気づけることができるという感覚がとても重要です。

逆に勇気挫きとは
非建設的な行動になり現状を改善しなかったり改善する気が起きなかったり、威圧的な態度や支配的な態度をとるようになる。そして他社と比べることでコンプレックスを抱くようになる。

共同体感覚
仲間という感覚が大事であり、その仲間の中で自分は貢献することができるというポジションを意識することができたり、他者は私を助けてくれるという感覚から私は仲間の一員であるということが重要


文章だけでまとめてしまいましたが、これをスライド的にまとめてみたいと考えております。完成したらここで紹介させていただきます。

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2016年5月30日月曜日

アドラー心理学入門を読んで

アドラー心理学入門を読みました。
以下にまとめます


育児の目標とするところは行動面では
自立
社会と調和



精神面では
私には能力があると思える事(困難に立ち向かう力)。
人々は私の仲間だと思える事



行動は信念から出てくるもので、信念とはライフスタイルからでるもの
このライフスタイルは自分で決めるもの




子供を罰するというのがあるが賞罰は絶対にダメ
罰により行動を正すことはできない。

罰は子供に対して「あなたは能力がないという否定のメッセージになる。


このメッセージを受け取ると子供は居場所を感じ取ることができず自分の役割がなくなると感じる。



これは自分には能力があると思えるようにする精神面目標からかけ離れることになる。
つまり困難に立ち向かう力を奪いながらも宿題をやりなさいと言う展開になっているために悪循環だ




子どもとの言い争いからお互いに譲らず権力争いに発展していく場合に、大人が子供に勝ち続けると面と向かって反抗することは無くなるかもしれないが、表に出ていないだけで違う形で表れることになる。

非行などがそうである




褒めるということは上から下への評価となり能力のない人に対する評価になる。
↑この褒めるというのは日常ではもっと広い意味でつかわれているので一概にすべてダメというものではないと思う。評価とする意味で伝えるのであればしない方がいいと思うが、賞賛するという意味合いで褒めるという形だと僕は良いと思っている





子どもが何とか頑張ろうとしそれでもダメだと逆に悪くなろうとすることがある。
これは成功と優越性を手に入れようとしている行為。


通常は良い結果を出そうとして成功や優越性を手に入れようとするが、良い結果を得ることができなければ、どうにかしてこの「成功と優越性」を手に入れるべく、逆の行動に出ることがある。





例えば自分の存在のアピールとしてテストで満点を目指すとか、運動で記録を出すなどそういったことに対して結果を出せなかった場合、
自分を見てもらうため、存在を感じてもらう行為として暴走族のようなアピール走行をしたり、タバコなどダメと分かっている方向へと進むことになるということがあるようだ。




優れていることを目標として行動するが、その結果として劣等感を持つこともにもなることがある。

普通であることが受け入れられなければ
特別であろうとする





こういった行動は困難に対して立ち向かう力が乏しいことから起こる。
困難に立ち向かう力、私には能力があると思える事、つまり勇気づけをすることで躓いたときに立ち上がる力を付ける事ができる。



親として評価ではなく気持ちを伝えることが大事
運動会や習い事、日々の宿題、テストなどつい評価することが多くなるが、子供自体が存在していることが喜びであることを伝えることが大事、生きていることがプラスということ




子供が様々な課題に直面するが、それを親と子供それぞれ誰の課題であるかをハッキリと分離することが大切である。

頼まれてもいないのに口出しをしてしまうのはおかしい
共同の課題はお互い了承の上に成立する。




親が勝手に口出ししたり手出ししたりすることは子供に能力がないと伝えていることと同じ



子供を言うこと効かせようと力による問題の解決
相手を自分(親)より劣っているとみなし、話しても無駄という思い込みである
大事なのは対等の関係であり、この対等の関係が出来て初めて勇気づけができる。




子どもは自分を受け入れ(自己受容)、だれの模倣も必要とせず自分自身でいられることが大事である。



周りを敵と思わず他人を信頼(他者信頼)し他人の力になる(他者貢献)が重要
こういった自己受容、他者信頼、他者貢献が自分には能力があると思えるようになる条件である。



仲間を如何に認めるかが根本の問題

仲間意識が弱い場合
・親と結びつきたいと考えるようになってしまう。これが仲間との関心を広げる事ができない。
・自分のことを非常に心配しているので他のことを考える事ができない


子どもは自分の力で達成できれば自信がつくことができる。


みんな仲間というような感覚を共同体感覚と言いこれは重要であるが、子供に対して押し付けるものではない。

みんなそうだからとか、みんながそうなんだという共通感覚を押し付けるのも危険




自分が劣っていると思っていることを劣等感と言い、この劣等感の中に劣等コンプレックスがある、
劣等コンプレックスはAであるからBができないというような言い訳に使われることであり自分を欺いている人生の嘘とも言われている


自分の今のあり方に対して遺伝とか育て方とかを持ち出すのは自分の行動の責任を他のものに責任転嫁する行為になる。



今回はこの本から
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2016年1月21日木曜日

マインドマップを使ってお勉強、育児にとっても役立つアドラー心理学を整理する

最近は待っているアドラー心理学
ネットでわかりやすくまとめているサイトがありましたのでご紹介

アドラー心理学 |主要項目から学ぶアドラー心理学.com


それぞれ項目別に書いてあり簡潔なのでとても分かりやすいです。
もちろんこれですべてを理解したというには、
まだまだ表面しか理解していない所ですが
入門の前の準備とするにはちょうど良さそうです。

この内容を自分なりにまとめて改めて整理してみました。

整理の方法をマインドマップを利用しています。

今回はマインドマップ作成後に その全体を一つのストーリとして
記憶しやすいようにまとめてみました.


ストーリー
アドラー心理学というゲームがあり,、
目的地に向かいクエストをこなすストーリーがある。

目的地も自分で決定することができる、
さらにこのゲームはネットワークでつながっており、
みんなで協力して進めていくもの、
ギルドに所属し助け合いをして、
レベルを上げてパワーを得る。

ギルドは横関係でつながっている。
キャラにはレベル10までに与えるレアもので
キャラクターが固定される。

クエストをこなす時に 
他人のクエストか自分のクエストなのか 
しっかりと見極める必要が大事、

ギルドは横関係なので 他人のクエストに手を出すのは 
相手を見下したりするやり方から 支配的と嫌がられる。
それぞれ弱点があるがあえてそれを隠す必要はない。


長いけどとりあえずこんな感じにしてみた↑
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解説
アドラー心理学をネットのゲームのようにたとえてみた。
基本的に大事なところはギルド(共同体感覚)が重要であり、
自分は相手に貢献できるという感覚と
相手は自分を助けてくれるという信頼からなるもの。

この共同体感覚が困難に打ち勝つ力=勇気を与えてくれる
つまりアドラー心理学で重要視している勇気づけとは
困難に打ち勝つ力を付けてあげる事を指し、
この勇気づけは共同体感覚を養うことで勇気づけることになる。

共同体感覚を感じてもらう上で信頼関係が重要視されてくるが、
このときに何でも手助けすればよいというものでもない、
もちろん放置しておけばよいというものでもない。

重要なのはその目の前にあるクエスト(課題)が
誰の課題なのかということ

勝手に手出しをするのは相手や子供のためにもならず、
口出しに関しても上から目線になってしまう。
つまり相手と自分の関係はあくまでもヨコの関係ということを重視しなければいけない。

生活する上で出来事に対しての判断基準がある。
これは何が重要なのか、どう判断するか!?
などのレア(価値観)を判定することになる。

この価値観は三要素から形成されており、
『私は〇○である』
『世の中の人は○○である』
『私は○○でなければならない』
という考えが形成させている。

価値観を変えるには、
この三要素の一つの○○を無くし、
新しい○○を挿入することが大事、

簡単にまとめたので雑ですが
実際に本やネットで見てもらえると
物凄くわかりやすくストンと落ちるような気分になります。

今回の学びで感じたことは
共同体感覚という部分が非常に重要であったこと。
今までは勇気づけに対して
うすぼんやりとした感覚でしかなかったところが、
やっと道筋が見えてきたという感覚になりました。

学びきったつもりでも日々新しい気付きはあるものですね。

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2014年9月4日木曜日

子供の言動や、行動などの言動について、

『良い・悪い』だけでは決められない

再びアドラー心理学の内容の引用
とても判りやすく書いている方がいるので
ネットから備忘録として記入します。

○●○●○●○●○●
なぜ 
『良い言動』と『悪い言動』ではないのか? 

それは 
良い・悪いと決め付けることができないからです 

同じ行為が見る人の価値観によって 
その人にとって 
『好ましい言動』だったり 
『好ましくない言動』だったりするからです 

たとえば 
「人前でおとなしい」 
これを良い・悪いで判断することはできませんし 
親の価値観によって 
『好ましい言動』だったり 
『好ましくない言動』だったりします 

外で騒がないでほしいと思っている親にとって 
これは『好ましい言動』かもしれませんし 
はっきり自己主張する子であってほしいと思う親にとって 
これは『好ましくない言動』だったりするかもしれません 。

○●○●○●○●○●





2014年8月28日木曜日

子供が成人後 アドラー心理学

○●○●○●○●○●
『B親』の子どもは
親に従順
いつも親の許可を得る、
いつも親の顔色をうかがい、
親がいないと自分で決めることができず
不安になります

また親の言うとおりにしたにも関わらず
上手くいかなかった時は
心の中で激しく親を非難します。
小さな時から口うるさいながら
すべての責任を親が取ってきたので
子どもは自分の人生に
自分で責任を取ることが困難です






長い年月続いた感情の抑圧により
子どもは
自分が何を感じているのか
どうしたいと思っているのか
もうわからなくなっています

親によっては
子どもが自立していないことに気づいて
あわてる人もいます

このままでは
自分の死後の子どもを思い
不安になる人もいます

○●○●○●○●○●

自分のことを踏まえて色々と考えさせられてしまう。



2014年8月27日水曜日

小学生の親 アドラー心理学の例 とてもわかりやすかったからご紹介

とてもわかりやすい例え
前回同様に長いので編集してます

小学生の親
○●○●○●○●○●

『B親』は
子どもが自分で自分の責任を取るチャンスを奪い、子どもが自立するチャンスを奪います

『A親』は
子どもが自分で自分の責任を取るチャンスをあたたかい目で見守り、子どもを早く自立に導きます

『B親』は 子どもを信じていません
だから先回りし、指示・命令し、子どもを自分の意のままに動かそうとします。
また親によっては子どもが自分だけの秘密を持つことを許さず、子どものすべてを把握しておきたいと思っているかもしれません

『A親』は子どもの内なるチカラを信じる
口数は少なく子どもの声を聴く耳は大きく親の意向ではなく子ども自身で選択したことを尊重します




さて
子どもが小学生だと仮定して
『B親』と『A親』のそれぞれの朝の様子をのぞいてみましょう

『B親』の家庭では親の声が家の中から聞こえます

「早く着替えてごはん食べなさい」
「早く顔を洗いなさい」
「もうこんな時間遅刻しちゃうわよ」
「忘れ物はない?」
「雨降りそうだから傘持っていきなさい」

子どもが家を出た時親は
「何で毎日毎日こうなのかしら・・・」と、ため息をつきます
親は自分は完璧でなければならないと思っており子どもにも完璧であるコトを求めています

では
『A親』の家庭をのぞいてみましょう

子どもの声が家から聞こえてきます。
どうやら子どもが親に聴いてもらいたい話をしているようです。
親は「へえー」とか「そうなのー」とか
ひたすら相槌を打って聴いています

子どもが自分で身支度をしている横で親は洗濯物を干したり新聞を読んだり自分の時間を過ごしています
すべての用意ができた子どもは自分の出発したい時間に家を出ます。
親は自分自身の不完全さを受け入れており
子どもの不完全さも受け入れています

○●○●○●○●○●

以上が小学生を例にした内容でした。
ほへぇ~って感じですね。




2014年8月26日火曜日

反映的な応答 アドラー心理学 備忘録

今日で最後になりました
引用、備忘録
反映的な応答
○●○●○●○●○●
子どもが何か聞いてきた時
ついつい答えを言いたくなる
聞かれたら
当然のように答えてしまう

でも答えてしまうと
子どもが自分で自分の答えを見つける
チャンスを奪ってしまったり、
自分には解決する力がないんだと
自信を奪ってしまったり、
依存心が強くなってしまったり・・・

子どもは質問のカタチで聞いてきたとしても
必ずしも親の答えを聞きたいとは限らない




そんな時には
「反映的な聴き方・応答」を活用して
子どもが自分自身の心の中を整理し
自分の答えが見つかるように
お手伝いすることができる

具体的には
「そのことについてどう感じてるの?」とか
どうだったらいいって感じてる?」とか
それを解決するために何かアイデアある?」とか
どれぐらいまでできそう?」とか

子どもが自分の考えていることに
気づくような問いかけ
子どもの様子を見ながら

子ども自身が
自分で自分の答えを見つけるまで
投げかけていく
○●○●○●○●○●

これはめちゃめちゃ心当たりがある
何にって?
教えたがりの僕なんです。
ヘルナンデス
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ゲラゲラゲラ

超がつくくらいの教えたがり
口出したがり
猛烈に反省しております
γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ


とうとう漫画版が出た!
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2014年8月14日木曜日

命令形とお願い形 アドラー心理学・備忘録

僕はいつも口調が命令になっているんだなと
反省しております
子供に対して、上から目線で指示をしている感じがします
反省だな

備忘録を記録します
アドラー心理学を判りやすく書いている方の
文章を引用。長いので多少編集




○●○●○●○●○●
「~しなさい」とか
「~やって」とか
「~やりなさい」とか
「~して」とか

これは「命令形」

自分の友達との間でこの言葉を使うのか!?
使えない人が多いのでは!?

じゃあ親子の間では?

もしも
お互いを尊重しあう
平等な親子関係だったら
「命令形」は必要ない
命令形」には、上下関係が存在する

親子の会話が親友との会話と
同じなら
きっとずっと仲良しな関係でいられそう

一見、見分けるのが難しい
隠れ「命令形」
やさしい「命令形」もある

「~やってください」とか
「~やってね」とか
「~してね」とか
「~やろうね」とか
「~お願いね」とか

これが「命令形」だった!!!

友人からこう言われたら
どう感じるか?

「~しよう」と思ってた時は
問題ないかもしれない。

「~したくない」と思ってた時
言われたらどうか?
強制されてるような気になる

じゃあ一体
どう伝えたら
「命令形」にならないのか!?

「命令形」とは
相手にこうしてもらいたいという
強い欲求があり
拒否されると不満を感じるもの。

そして言われた方にも
不満が生まれる




「命令形」のかわりに
「お願い」

「お願い」とは
言葉の最後が「?」マークで
締めくくられる言葉がけ

「~やってもらえるかな?」とか
「~してもらえるかな?」とか
「~お願いしていいかな?」とか
「~してもらっていい?」とか
「~いつやってもらえるかな?」とか

「お願い」とは
協力するしないの決定権は
相手にあるということ
相手に断る権利があること

○●○●○●○●○●

あああああああああああ
やさしくいってるつもりが、
いつも命令口調になってた・・・
基本的に僕のやらせたいような結果にするように
言ってた。
テーブル拭きなど決定権は親の僕が握ってたよ



2014年7月30日水曜日

僕の育児方針の変化 出合った本3冊目 アドラー心理学

今ではアドラー心理学というとベストセラーの本などがあり、それなりに名前も知れ渡ってるのですが、今から7年前くらいは本当にマイナーな感じでした。
それでもアドラーを色々と知っていくととても納得のいく内容が多く当時は感動でした。
そんな中で読んだ本の一冊がこれです。


これは簡単に言うのが難しいのですが、

①人間を意識・無意識などには分割できない、
全体として把握する(全体論)

②行動の原因でなく目的を理解しようとする(目的論)

③客観事実よりも、客観事実に対する個人の
主観的認知のシステムを重視する(認知論) 

④個人とその相手との対人関係を
理解しようとする(対人関係論) 

なんて感じ





後はリンクを張りますね
子育てが楽になる心理学をあなたに』ネットでタマタマ見つけたブログです。

解かりやすい本がこれ↓



よい子のお母さんは聴き上手―子どもの愛と勇気を育てる知恵 (PHP文庫)
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アドラー心理学を子育てとして活用する際に
とても簡単に紹介してくれます。
簡潔な中身でとても読みやすいですが、
とても深くて重要度はめちゃめちゃ高いですよ

2014年7月28日月曜日

叱るのではなく伝える

子供が自分の気持ちを表現する際に、
まだ幼いため上手に表現することが難しい
だから、叩いたり、押したりで表現するようだ。

それを力で押さえつけるのは後々、
力関係が逆転したときにもっと大変な状態になる。

力で押さえるよりは
その子の気持ちを聞くのが大事




いけないことをイケないと叱るのではなく
伝える
これが大事と認識したところです

ついつい子供を否定的に注意してしまう

子供も伝え方次第で対応ががらりと変わる

子供にもプライドがあり、そのプライドを傷つけると、
プライドを守るために
子供はなどで対抗してくる

それにさらに力で対抗すると泥沼に入ってくる

できるだけ自分の感情をコントロールし
子供に感情をぶつけないようにしようと思う

育児が育自ぃ~そして意気地ぃぃぃ


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