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2015年11月26日木曜日

子育て 錦を織るしごとを読んで 斉藤公子著

このところ多読しております。
家にいるときと通勤時、会社にいるときなどすべて違う本を読んでみてます。
最初は読み終わってから次に行かないと内容が頭に入らないのかなとか
集中できないんじゃないかという不安がありましたが問題なかった。
むしろ数種類の本を同時に読むほうが飽きがなくてよい感じです。
今回はこちら

子育て=錦を織るしごと


良かったです。堂々とお勧めできる本
斎藤さんの本は実践保育の体験を織り交ぜつつ、その中に子育てのヒントをちりばめるような感じで読み返したりするたびに新たな気付きを得るという感じです。
読み慣れないと僕には読みづらい本に感じました。
でも内容は良かった。

ここから備忘録
子供が激しく抵抗を見せている時は無理な指示をあえていることがある。この抵抗を見せるというのは小さな子供の生きる力の証でもある。
ただ抵抗を見せているのであればもっと優しい課題に切り替えてあげるのが良い

生後の皮膚刺激の重要性
プラスチックのおもちゃでは皮膚の刺激が一律のため、木工のおもちゃでも木の種類が色々とあると良い。皮膚から得る刺激により脳への発達が期待できる
手と足と目を使って熱中している時には脳は発達する。

子供に対しては待つことが大事
子供を日光の当たらない部屋にはおかない

子供が高い声がでなくなったり、絵を描かなくなるのは子供に無理なことを強いている時

子供が乱暴な言葉を使い場合でも大人は常に正しく優しく発することが重要、
子供の乱暴な口調は大人に対して対等になろうと意識していることであり、これは子供自身が自分の考え行動をしようと自立へと向かう象徴でもある。





おねしょなどは気にする必要がない。
寝る前などにおねしょ対策として水を飲まないとかはする必要はない、なぜなら気にしてないよという大人の言葉と裏腹に行動では水を飲まさないでおねしょ対策しているということになり、それは気にしているということになる。

子どもには何も気にせず伸び伸びと育ってほしい

絵を塗りたくる仕草、心に何かしらの問題を抱えている可能性がある、
例えばおもらしをしてしまった幼児がおもらしのことを常に叱られたり指摘されたり、孤児であったり。
塗りたくる仕草から通常のように絵を描き出すと問題が解決になったなどの心の回復を見て取れる




子育て=錦を織るしごと
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斎藤 公子
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2015年11月20日金曜日

子供を勇気づける20の方法 面白かった育児本

長男が一歳になる前に妻がアドラーの育児講座を受講した。
その時にテキストとか本などを読む機会があり面白いと一時期ハマった。
それから今のさくらさくらんぼ実践保育園の一つである小樽のかもめ保育園に移った。
ここでは懇談などで育児の勉強会があり、アドラーよりもそっちにハマった。

久々にたまたま目についたこの本を読んでみたら、やはりアドラー心理学の面白さは変わってなかった。
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勇気づけといわれる子供たちに対する意欲を活性化させる言動などについて文章としてしっかりと書かれており当時よりも理解のが深まった気がする。
それは現在の保育園での勉強などから自分自身の知識の厚みと子供たちとの接する機会からの変化のようにも感じる。
新たな気付きがありそこがまた面白さを感じさせ色々とアドラー関係の本を読みたくなった。

このアドラーの勇気づけと言われる行為と保育園で常に大事にしてほしいと言われる子供の意欲ということが同じことを言っているように感じるからだ。

一言でどの辺が同じなのかと言われると説明が難しいが子供が自ら様々なことへ挑戦するような意欲的に育児するという観点では同じように思う

ここからは本の備忘録として記録
子供たちの様々な行動の原因を考えるよりも行動の目的を考えることで先に進みやすくなる
子供たちが仲間のためという協力から始まり、自ら決心する、さらに決心したことを実際に実行という行動に移すことでさらに仲間たちとの協力を学び、共同体に対して自分も役に立つという実感を得ることの重要性が書いてある。

親として子供に対して生きていることに対してので喜びを感じることで、子供の自己肯定感が高まる。
勇気づけは子育てのノウハウではない。
子供と対等になるノウハウであり子供に対しての関心の持ち方のノウハウだ。
そのために子供が変わるのではなく親自身が変わる必要性がある。

勇気づけ
行動や結果に対して行うものではない。
子供自身が本来持っているものを湧き出させること。
そして子供が自分が世界の一員であるという所属感を得る事

子供たちに対して長所を見つけ短所に関しては見る必要もない。良い所を伸ばすようにしていくことが重要であり、アドバイスとして意識すると子供に対しての批判になってしまうが、代替案としての提案というくらいの感覚を持つことが大事。助言ではなく情報提供者的な存在

子供が自分に自信を持つことは自分自身に納得することになり、
自分に対して『これでいいんだ!』となることで挑戦欲が育つ


聞き入れない子供などは、親が子供に対して感情的な反応をしていることがある。
さらにがんばれ!早く!ダメ!などの言葉は子供を信用していないことからの言葉になる頑張れでは現状ではダメ、早くは信頼していない早くしないと心配だということを伝えており、ダメは否定している。



勇気が挫けたときに子供がとる行動
関心を引く
悪い行動や良い子を演じたりすることで親の注目を得ようとする
・主導権争い
反抗的態度をみせることで親に自分の居場所の確認をさせる。
親への挑戦をしてきており、親が勝っても反省はせずに怒りだけが残る。かといって負けても大人を見下すようになるため引き分けを狙う。
・復讐
親を困らせる行為、自分を傷つけたり罪を犯す。これらに罰を与えても解決にならずさらなる復讐心を募らせるだけ
・無力
無能、無気力になったりそれらを装う

こういった勇気が挫ける行為は協力を前提にした育児ではなく、その反対になる支配が目的になってしまった育児になる。
子供を支配するようにすると、そこから競争へと発展し勝ち負けにこだわり自己中心になる。そして権力へのあこがれが発生する




2015年11月12日木曜日

何のためには働くか 読了 

良い本に出会えました。
師とかってに仰いでいる北尾氏の著作
何のために働くか
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仕事をするうえでの考え方から、人生を生きていく上での大事なことが書いてあります。
本当に良い本だ。

ここからは備忘録

人は仕事を通して成長していく、様々な苦労などもあるが困難にチャレンジすることで成長という見返りを得ることになる。
仕事をするうえでの原動力として『』があり、課題にぶつかった時に何するものぞ!という心意気で挑む。
仕事を一心不乱に打つ込むことでいずれ自分の本当の天命に出会える。
天命は簡単に出会えるものではないが、人は使命を示す力がある。
それは熱意や強い意志によって示される。

仕事の達人を目指すには
判断力を身に着ける。この判断力は不祥事ニュースなどから主人公を自分に置きかえて発言内容を考えたり自分なりのやり方を想定する。そして釈明した人を実際に見届ける。
ものの見方、考え方を鍛える。根本的、多方面的、長期的にみることが大事であり、常に三つの策は用意するようにする。
論争などから論旨を読み鍛えるのもあり
全て自分のことと考える。人のせいにしていては成長が止まってしまう。全ては自分のせいだからこそ行動も変わり考え方も変わるのだろう。

見識を付け今やっていることが正しい事かを見極める。
そのために知識や節操を持つことが大事
この見識に勇気を伴い実行することで生きてくる。
それが胆識となる


天命を全うするために日々の時間を惜しむことが大事、友達との楽しい時間や二次会すらも惜しむくらいになるのが良い
徳を重視することが大事であり利益は正しい行動から発生することと思うこと

自ら問う
天を仰いで地に伏して恥じないか、やっていることは社会的正義であるか
世の中の褒めたりけなしたりする言葉には耳を傾けない

何のために働くのか
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北尾 吉孝
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簡単に書きましたが僕の道徳心、論理観を形成するうえでとても重要なところとなりました。
親として技術を伝えていくよりもこういった自分の軸となる道徳心を伝えていくことも重要かなと最近思います。








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