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2015年11月20日金曜日

子供を勇気づける20の方法 面白かった育児本

長男が一歳になる前に妻がアドラーの育児講座を受講した。
その時にテキストとか本などを読む機会があり面白いと一時期ハマった。
それから今のさくらさくらんぼ実践保育園の一つである小樽のかもめ保育園に移った。
ここでは懇談などで育児の勉強会があり、アドラーよりもそっちにハマった。

久々にたまたま目についたこの本を読んでみたら、やはりアドラー心理学の面白さは変わってなかった。
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勇気づけといわれる子供たちに対する意欲を活性化させる言動などについて文章としてしっかりと書かれており当時よりも理解のが深まった気がする。
それは現在の保育園での勉強などから自分自身の知識の厚みと子供たちとの接する機会からの変化のようにも感じる。
新たな気付きがありそこがまた面白さを感じさせ色々とアドラー関係の本を読みたくなった。

このアドラーの勇気づけと言われる行為と保育園で常に大事にしてほしいと言われる子供の意欲ということが同じことを言っているように感じるからだ。

一言でどの辺が同じなのかと言われると説明が難しいが子供が自ら様々なことへ挑戦するような意欲的に育児するという観点では同じように思う

ここからは本の備忘録として記録
子供たちの様々な行動の原因を考えるよりも行動の目的を考えることで先に進みやすくなる
子供たちが仲間のためという協力から始まり、自ら決心する、さらに決心したことを実際に実行という行動に移すことでさらに仲間たちとの協力を学び、共同体に対して自分も役に立つという実感を得ることの重要性が書いてある。

親として子供に対して生きていることに対してので喜びを感じることで、子供の自己肯定感が高まる。
勇気づけは子育てのノウハウではない。
子供と対等になるノウハウであり子供に対しての関心の持ち方のノウハウだ。
そのために子供が変わるのではなく親自身が変わる必要性がある。

勇気づけ
行動や結果に対して行うものではない。
子供自身が本来持っているものを湧き出させること。
そして子供が自分が世界の一員であるという所属感を得る事

子供たちに対して長所を見つけ短所に関しては見る必要もない。良い所を伸ばすようにしていくことが重要であり、アドバイスとして意識すると子供に対しての批判になってしまうが、代替案としての提案というくらいの感覚を持つことが大事。助言ではなく情報提供者的な存在

子供が自分に自信を持つことは自分自身に納得することになり、
自分に対して『これでいいんだ!』となることで挑戦欲が育つ


聞き入れない子供などは、親が子供に対して感情的な反応をしていることがある。
さらにがんばれ!早く!ダメ!などの言葉は子供を信用していないことからの言葉になる頑張れでは現状ではダメ、早くは信頼していない早くしないと心配だということを伝えており、ダメは否定している。



勇気が挫けたときに子供がとる行動
関心を引く
悪い行動や良い子を演じたりすることで親の注目を得ようとする
・主導権争い
反抗的態度をみせることで親に自分の居場所の確認をさせる。
親への挑戦をしてきており、親が勝っても反省はせずに怒りだけが残る。かといって負けても大人を見下すようになるため引き分けを狙う。
・復讐
親を困らせる行為、自分を傷つけたり罪を犯す。これらに罰を与えても解決にならずさらなる復讐心を募らせるだけ
・無力
無能、無気力になったりそれらを装う

こういった勇気が挫ける行為は協力を前提にした育児ではなく、その反対になる支配が目的になってしまった育児になる。
子供を支配するようにすると、そこから競争へと発展し勝ち負けにこだわり自己中心になる。そして権力へのあこがれが発生する




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