教育漫画なんて、学校が題材の漫画なんて・・・
正直に言うと期待してなかった。
ところがそんな考えを一変したのがこの漫画
双葉社 (2012-09-07)
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たかが漫画なんて言ったら罰当たる
すごい観点で考えてくれます。
奇抜な考えではなく、視点がしっかりしとしており、そこから考えだされる子供への視点が素晴らしい。
中学教師とその子供たちの物語です
今回はその中の一コマを紹介します。
学生が好きな女の子が泣いてしまい、それに対して逆切れで女の子を批判するする姿に対しての先生の対応です
学生『あんな女、こっちから願い下げだぁぁぁ』
先生『自分を責めるという行為は美しい、だが、途中で逆切れして相手への攻めに転じるくらいなら、最初から自己嫌悪なんかするな。』
これを優しく諭します。
すばらしい・・・・
今度は彼女との喧嘩最中に仲裁に入った先生を殴ってしまった話
殴る行為を責めるのではなく、衝動に身を任せてしまったことを注意する
説得されてるという感覚は出てきません。
諭されてるという感覚でしかない
彼の彼女は浮気をして二人は喧嘩になりました。
この話は殴ったことだけではなく、さらに続きます
先生『殴らなきゃ気が済まないようなことをしてしまう女性と安易に深い中に落ちてしまったこと、これを反省して繰り返さないこと』
これすごい事を語ってますよね。
今後の歩く道を示すように話をしてくれます。
先生『方法はいろいろある・・・そういうタイプの女性と縁があっても受け付けない、腕力を使わずに済むうちに相手の女性を変えられる能力を育むこと、あるいは、あるがままのお互いを受け入れて衝動を抑えられなくても許される場所で暮らすという道もある』
先生『その道を選んだ場合、一生涯オレや俺の受け持つ生徒たちに息がかかる所に出てきてほしくない、なぜなら、俺はそれを許さない場所で生きて、教えているだろうから・・・』
すごいよ
本当にすごいよ
こんなセリフを思いつくなんて本当にすごいよ
さらに話は浮気した彼女の方に進みます
先生『暴力は腕力だけじゃない、言葉の暴力以外にも色々な暴力がある。教育についても態度や行動で手本を示し導くやり方がある。背中で教えてるというが、暴力だって背中や後ろ足で相手に与える暴力がある』
こんな風に言える人間になりたいなぁ
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