すごく心配だ。
やることなすことに自信がなく先に踏み込めない様子。
そこで新ためて子供の意欲を考えた。
子供の意欲という前進する力に対して、自分の行動が間違っていないという確信がしっかりと持てれば行動が変わってくると思う
自信が持てないとその行動に不安がついてくるので一歩踏み込みが遅れたり踏み込むことができない。
その結果、日常の習慣からははみ出せずにいる。
例えば、片づけができないのは習慣化されていないからであり、片づけしないことが日常の習慣になっている。
この片づけを日常の習慣にするためにアレコレと言ったりさせたりということが一般的だが、これは逆効果になると思う。
なぜなら、先ほども述べたが日常ではないものを日常にするためには、最初に日常からはみ出さないといけない。片づけを習慣にするためには、片づけていない日常からはみ出して挑戦しないといけない。これが習慣化してくことが日常となる。
日常から踏み出す意欲がなければ、これらを習慣化するのは無理ということだろう。
片づけなどを習慣化させるには、まずは口出し手出しではなく、そこに踏み込むための意欲をつけることを最重要課題としたほうが近道と最近思えてきた。
ではこの意欲をどう養うか⁉
ここが問題だが意欲は自信などから培われるということを仮定として考えると、結果を出して自信へと変わることになる。
ここで疑問ができる。
結果を出せなければ意欲がでないことになり、スポーツで言えば結果を出すために努力するというが、努力をするために必要なものは、それこそ意欲である。
結果とは何か!
結果をすべて功績と考えると無理が生じる、だから行動の結果として考えるのが一番だろう。
行動すべてを結果として考え、その行動に対して肯定的に受け止めることが、結果を出したという形で考えたい。
野球でヒット打ったも結果であれば、元気に学校に行ったも結果であり、カレーライスが好きだも結果として考えたい。
何を言いたいかというと、結果を出して自信ということは結果を肯定的に受け止められたことで自信につながるということ。つまり行動の結果を肯定的に受け止めることで自信につながるということと思っている。
そこで、注目してもらいたいのが、片づけしていないとか宿題やってない、時間通り帰ってこない、言いつけを忘れるなどの親として怒りたくなる行動について。
子供目線に注目
片づけしないで何をやっていたか。宿題しないでなにをやっていたか、時間通り帰ってこないで何をやっていたか。
この何をやっていたかを肯定的に受け止めることで一つの自信を養うことができると思う
片づけしないでゲームをしていた
・そんなに面白いゲームなの?教えてほしいな
宿題しないで遊びに行った
・宿題忘れるくらい楽しみにしていたことがあったんだね、何して遊んだか教えてよ
時間通り帰ってこない
・ずいぶん夢中で遊んでいたんだね。その集中力があることは大事だよ
きれいごとを並べたようにも思われるところかもしれないが、子供たちの行動を見ていると常々受け入れるか受け入れないかで随分と変わっているのを実感する。
子供たちも課題をやらないことで約束を守らないことで叱られるのはわかっている。
わかっているけどやってしまう。そこには様々な問題が影を潜めていると思う。
やろうと思うけど取り掛かれない。これも立派な理由だと感じた。
これを頭ごなしに叱るよりも深いところにある意欲の問題として受け止めることが大事なんだと最近夏休みの宿題の進展具合を見ながら感じる。
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