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2016年3月17日木曜日

年長課題「独楽の技」を考える

娘の卒園式が近い。

娘は卒園式に様々なリズムや跳び箱、歌、コマを披露する
この中でコマの技がある。
それはコマを回して塵取りで回したまま拾ったり、特定の輪の中で回したり、側転しながら回したり。

娘の技は「足回し」

足で紐を引き、コマを回す

これを先日家で練習するのを見いた
image


そこで思ったのが先日読んだ
「お母さんは勉強を教えないで」に書いてあった引出し教育を思い出す。
教えないで自分の内側から出てくるのを待つ。
やり方覚え方を教えてしまうと意欲が育たたないということだ。
そこでじっと待つことにした。応援だけしてた。

コマ回しを見ながら本の内容を思い返していた。
理解は発見であり、発見は感動を伴い、感動は意欲を沸かせるというもの

何度も何度も失敗をして、それでも応援だけをしていた。
一度保育園では成功したということなので、やり方はそれなりに分かるのだろう、いやわからなくても待つことがいいのだろう。
娘が言うには友達のHサトがやり方を聞いたらしい、
それを何度も何度もやっている。
遠慮がちにやってるので、家の壁が壊れてもいいから思いっきりやっていいよというと
何度かやっているうちに出来た。

そこで、聞いてみた。

娘なりにやり方の発見があったようだ。
そして喜んでいる。感動
そこから、再び練習は継続されていた。意欲


この行動からもわかるように、娘が自分で理解して発見するまでは待つしかない。
時間がかかるかもしれないが、この時間を払う価値は確かに存在する。

払った時間、消耗した時間はあったが、娘は自分で発見して感動を覚え、意欲へと結びつくことができた。
僕は今までコツとかをよく教えていた。そして、そのコツを教えるのが自分では上手に理解させていると思っていた。だけど本質が間違っていた。
やり方を教えても結果だけが存在し、そこに至るまでの感動を得る事ができないのだ。
今回の独楽の練習は僕にとって発見であり感動であり意欲へと繋がった。








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