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2016年3月11日金曜日

斎藤孝 『読書力』を読み テレビの影響を考えた

読書力を読みました

読書力 (岩波新書)
読書力 (岩波新書)
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齋藤 孝
岩波書店
売り上げランキング: 5,540

読書に対しての効果や良さを延々と語った本という感じです。




この本の中で特に納得のいく内容があり、僕の中ではとても良い発見ができたと思ったところがあります。


アニメ、映画は高度な技術から作る側の想像力がそのまま発揮されるので、見る側の子どもの方がその想像力を享受するだけで満足してしまう。



読書はイマジネーションを育てるところに良さがあり、言葉から映像や音においなどを想像する力は人間的、このきわめて人間的なイメージ化能力を読書が鍛えている。


漫画がアニメになった時に声が違うと思うのは読書側の創造により作り上げた声があるということは想像力が養われている証




この内容が絵本に対して僕の価値観をさらに上げるきっかけになりました。
確かに想像力を考えると今の映画はもの凄いものがありみているだけで大興奮です。


見ているだけ、何も考えなくても十分楽しめるのです。
内容なくても映像と音だけで楽しめるんです。



全部の映画が内容ないというわけではないが、この一説にはとても共感できるものがありました。
そして、これから発達吸収していく脳を持った子供たちに対しての読書、絵本などの読み聞かせなどの重要さを痛感したところです







他にも色々と書いてありました

備忘録
読書とは複雑なものを心の中に共存させることと
言葉を知ることができる、言葉を知ることはそれをつかえる事ができるので様々な言葉を使えば使えるほどに五感も研ぎ澄まされる。
新しい言葉を知ることで新しい感覚も生まれる
読書を通して自分の体験の意味を確認することができる

価値観の違う本を読んだ時に違和感を覚えることがある、ただその違和感の正体が後になって理解できる。これが摩擦力を力に変える事の練習になる。
解らない内容、難しい本でも読むことに耐える力を付けてこそ読書






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