先日この竹のぼりの練習がありました。
その時にと手の印象的な場面があったので備忘録として
みんなで竹のぼり練習
女の子Aキの上る番が来ました。
Aキは途中で登れなくなり、なんとか踏ん張って登ったり
途中からずるずると降りてきたりを繰り返しなかなか頂上まで登りきれない。
見ていると足が滑って登れない様子。
僕はこれを見て足の汗かな!?
それとも土がついて滑るのかな!?
足を濡らせば登れるのでは!
足の使い方を○○すれば登れそうだな!?
そんなことを考えてた
そんなとき、この保育園の代表者T川がAキに言った。
『Aちゃん、途中で降りては絶対ダメ、諦めないで登ってごらん』
僕はこれを聴いていて、足の滑りはどうするのかなと思ってた。
滑るからそこを直さないと難しそうだなとか、足の使い方を教えたらとか思ってた
。
でもT川から出たひと言は『途中で降りては絶対ダメ!!!』
滑って登れないのに降りてはダメってのはどういう意味だろうと思ってた。
でもね。結果は違った。
Aキはその一言を聞いてから登り方が変わった
登り切ったんです。しっかりと力強く
登り方を教えたわけじゃないんです。諦めないということを伝えただけ
これだけで子供が変わった。
僕はもの凄く印象的でした。
でもね、変わったのはこれだけじゃない!!!
Aキは一度上った後も何度も何度もこの竹のぼりの練習を自ら繰り返し
何度も登り切ったんです。
他の子どもたちが他のことで遊びだしても一人黙々と片づけるまで練習。
これが『意欲』ということを見せつけられた感じです。
意欲というところに目を大人が向けることで、
僕の今後の子どもへの注目するところを変えなければいけないなと感じた今日この頃
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